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110706_人とふれ合う

昨日の朝読書はボランティアの方による読み聞かせだった。すっかり見落としていて、失礼ながらしばらくお待たせしてしまった。

『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)を読んでくださった。お世辞にも上手な読み聞かせとは思わなかったが、年輩のボランティアの方が、今の6年生に『蜘蛛の糸』を読むことには、何か想いがあるのではないかと感じながらうかがった。

     ◆

読後、ただでさえ時間はなかったが是非とも聞きたいと思って、子どもたちの面前で質問した。
「○○さんの何か想いがあるように感じたのですが、お聞かせ願えますか」
自分の予想を遙かに超えるものだった。

     ◆

○○さんはおそらく60歳半ばあるいはもう少しご高齢と思われる。その方が父親から本を読むように言われて、小学校5年生のときから読書記録をつけているという。その記録の最初が『蜘蛛の糸』だったのである。その一番初めの本を子どもたちに読み聞かせたかったというのだ。

また、この読書記録は数十冊にも及ぶものらしい。さらにさらに、○○さんの母親がそれを全て保存しておいてくれたということにビックリ。ぜひとも今度、実物を見せていただけたらうれしい。

もちろん、『蜘蛛の糸』を読み聞かせることで、自分一人だけが助かろうという人間になってはダメだよ、と6年生にメッセージを送ってくれた。

     ◆

たかが読み聞かせ、されど読み聞かせ。
本の内容を読み取るだけではいけない。子どもたちには物語の行間を読むように、ボランティアの方々の想いも読み取ってもらいたい。

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