« 110411_新たな一週間を前に | トップページ | 110413_いすとりゲーム »

110412_最小単位は学年

勤務校では毎年アマゴを育てて、この時季に放流している。今日はその放流の日だった。

帰校後に片付けをしたのだが、水槽だけでも8こあり、難儀な作業であった。それでもさすがは最上級生、手際よくしかも丁寧に行ってくれた。その際、自分たちのクラスの物だけでなく、他学級および他学年の物も一斉に片付けてしまうように指示してあった。もちろん、片付ける前に各学級の担任の先生に確認をしたうえで。(そうしないと、片付けまでを1つの教育活動と考えている先生とそのクラスの子どもから、大事な機会を奪ってしまうことになる)

自分の学年は隣のクラスも一緒に片付けを行った。もう一つのクラスは行うことができなかった。

さて、片付けも終盤にさしかかり、あたりをもう一度見回してみると壁に貼り紙が。実は、放流に参加できなかった校長先生が児童に向けて残してくれたメッセージだった。片付けをしていてこれを見たとき、「メッセージに対して子どもたちが返事を書いて出したら、さぞかし喜んでいただけるだろうな」と考えた。

ひとまず画鋲を抜いて教室へ持って行く途中、ふと思考を巡らす。ウチのクラスの子にこれを書かせていいものか、と。

確かに校長先生に喜んでいただける。子どもたちもそれを聞いて誇らしげに思うだろう。しかし、それを味わうのは我がクラスのみ。片付けをやって、他のクラスから感謝の言葉をもらって、そのうえ校長先生にまで。いや、それはまずい。「6年3組」が感謝されるのではなく、「6年生ありがとう」と言ってもらえるようにしなくては。

壁からはずした校長先生のメッセージは、片付けを行うことができなかったクラスに持って行った。


やはり正解だった。

放課後、出先から帰校した校長先生がメッセージへの返信を見て、そのクラスの担任にお礼していた。「明日にでもクラスへ行って直接礼を言いたい」とまで言っていたほどだ。それを見て、あのときウチのクラスで書かなくて良かった、と思えた。

|

« 110411_新たな一週間を前に | トップページ | 110413_いすとりゲーム »

仕事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/479908/39575676

この記事へのトラックバック一覧です: 110412_最小単位は学年:

« 110411_新たな一週間を前に | トップページ | 110413_いすとりゲーム »