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110215_児童会長選挙

ウチのクラスから立候補した児童が、来年度の児童会長に選ばれた。児童会長選挙である。学年3クラスあるので、3人の立候補者が擁立され、ウチのX児が当選したのだ。立会演説会はどの立候補者も、どの推薦責任者も相当緊張したと思える表情・しぐさであった。あのような緊張感を味わえるというのはありがたいものである。

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今回に限らず、これまでに担任してきたクラスにおける児童・生徒会長選挙では、その挨拶文を添削することがあった。自分としては、その挨拶文にどれだけ立候補者の人間くささを出せるかということを意識してきた。

今年の選挙については、セールストークばりに「○○がいい」「▲▲な点が素晴らしい」という美辞麗句を並べるだけでなく、「実は児童会長になんか向いていないと思っていた」というスタイルも提案した。推薦責任者がそれを取り入れていたが、最初にマイナス面とでも言うような内容をガツンと示して、聞き手の「えっ?!」を誘い、そのマイナス面を上回る立候補者の人柄・誠実さを提示していく構成を考えていた。

また、立候補者は具体的にやりたい活動はごく少数にしておき、どんな学校にしたいのか、どんな雰囲気をつくり出したいのか、などのビジョンを示す程度の内容におさえた。もし具体的にやりたい集会や活動があるのなら、児童会長ではなく、該当の委員会の委員長になればいいからである。リーダーたる会長は、各委員長や児童会員が目指すゴールを明確にもっていなければならない。それをビジョンとして示し、そのための協力を仰ぎつつ、みんなを引っ張っていくというかたちでいい。そのビジョンを伝えるときに、立候補者の経験したエピソードや人柄がわかる内容・言葉が盛り込まれているといい。

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どうしても選挙となると、きれいな言葉で訴えて、なんとか聴衆の気を引くことだけを考えてしまいがちになる。しかしながら大事なのは選挙後なのであって、公約として掲げたり、訴えるときの材料として提示したりしたものを「守って」いかなくてはならない。そのためには、やはり、選挙前から泥臭くてもいいから、立候補者がやれることや人柄がわかることを伝えていくしかないだろう。

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