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110118_躾と相手意識

月曜日、子どもたちに「聴く」ことの指導をした。
以前、つとめていた中学校から再び小学校に異動するにあたって、同僚のベテラン先生に聞いてみた。
「小学校で身につけておくべきことって何ですか?」
その方は数学教師だったので、自分としては「九九」とか「四則計算」みたいな回答をイメージしていたが、全く違った。
「人の話を聞ける子どもを育てておけばいい」


     ◆


森信三先生は、
 あいさつ
 返事
 整理整頓
と子どもたちへの躾で3つ挙げていた(上記3つの言い回しは本ブログ管理者文責)が、躾だからと言って有無を言わせずやらせることはどうなのかと最近は思っている。どれも「相手意識」があればこそ、なのだ。

相手を大事にしようと思えば、自然とあいさつは口をついて出てくるし、返事も然り。では、整理整頓は?と訊かれそうだが、これにしたって、自分も含めてその空間を訪れる人、使用する人が気持ちよく過ごすために必要なことだと考える。そもそも、家庭訪問で家の中を小綺麗にしようとするのは、みっともなくないようにするためと、相手をもてなす意味もあるのではないかと考える。


     ◆


「聴く」とは、この相手意識の最たるものではないだろうか?

相手の話を聴けるというのは、ある程度の関係性が成り立っていればこそである。家族や友達、そして教員が今の子どもたちにとっては身近な存在だと思うが、素直に物事を考える子は話を聴こうとする。それは、姿勢よく聴く、とかではない。内容を聴き取っているかである。

相手を大事にすれば、自分も人から大切に扱ってもらうことが多い。その逆もまた真なり。子どもたちには、身近な人から大切にしてもらえる人間に成長してもらいたい。

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