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教育はサービス業か

かつての同僚が「所詮、われわれはサービス業だから」と事あるごとに言っていた記憶がある。言われれば、なるほどそうだと思う反面、腑に落ちない自分もいた。


今、再び自分に問う。教育はサービス業か。


ざっとネット検索してみると、教育はサービス業であることがわかった。第3次産業に含まれているのであった。で、あるならば、「教育はサービス業である」。


では、今ひとつ自分の腑に落ちない理由は何か?


「サービス」という言葉の使われ方に慣れてしまっているからかもしれない。手持ちの電子辞書で調べてみると、



「サービス」
 ①奉仕
 ②給仕。接待。「―のいい店」「―料」
 ③商店で値引きしたり、客の便宜を図ったりすること。
    「付属品を―する」「アフター・―」
 ④物質的生産過程以外で機能する労働。用役。用務。
    「―産業」
 ⑤(競技用語)→サーブ




とあった。ネット検索したときに、「形のない財のことをサービスと言う」との記述があったけれども、それは④によるものだろう。


①は当然である。我々は教員は「育公務」全体の奉仕者である。自分が引っかかっているのは、「サービス」に②③の意味がある点だ。


不便の内容に始終付き添っている印象のある「給仕」、客をもてなしたり何かをふるまったりする「接待」という言葉や、「値引きしたり、便宜を図ったりする」という文言は「サービス」=「迎合」という印象を与える。


そして、「教育はサービス業である」と声高に叫ばれれば、相手に迎合せざるを得なくなる。それで果たして「人格の完成」が目指せるのか?

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