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夢を託す

一昨日、子どもたちの宿題の取り組み方が今ひとつだったので、宿題を作らせた。時間は20分間。当然、子どもたちが満足のいくプリントは出来上がらない。そこで、自分が宿題を出すにあたって考えていることを子どもたちに語った。


     ◆


なぜ今まで手作り(というかPCで作成)にこだわっているか?


子どもたちに力をつけてほしいからだ。


「子どもたちに力をつける」などとおこがましいことは考えていない。自分が作るプリントを子どもたちが使ってくれることで、子どもたちが彼らの持つ力を自分たちで伸ばして欲しいし、自分の得意・不得意に気づいてもらえたらうれしく思う。


     ◆


こんな話をしていて、ついつい「夢」についても語ってしまった。


先生としての夢は、自分がこうなるとか、子どもたちを~する、というものではない。子どもたちが成長したときに~なってほしい、ただし、その時先生は近くにいないのだ。


そんな内容だった。


     ◆


前も書いた内容だなぁ。


教師の仕事は「恩送り」のように、未来への投資のようなものだ。そして、教師としての夢は自分が関わった子たちが将来「かなえてくれる」ものである。それを教師が見届けることはほとんどない。言わば、知らない土地で種をまいて、花が咲いて実ることを祈っていることしかできない。


しかしながら、幸せな仕事でもある。自分の夢を大勢に託すことができるのだから。


前任校でも33人を送り出した。彼らにも自分の夢を語った。覚えているかわからないが、彼らが大人になったときに、子をもち、どこかの学校の保護者となったら、子どもたちをまっすぐに育ててほしい。そして、すばらしい学校を自分の子や学校職員とつくりあげて欲しいと伝えた。つまり、彼らが「将来の保護者」であると見てずっと接してきた。


そして今受け持っている子どもたちである。彼らも当然「将来の保護者」ではある。それにしては幼すぎる。まずは小学校高学年、中学生になったときにこうなっていてほしいという夢を語った。


夢を語り、その夢が叶うのを信じていられるというのは、やはり幸せな職業だ。

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