愛犬との別れ
昨夜、子どもたちを寝かしつけているとき(自分が寝かしつけられているとき)に妻のケータイ着信音が響いた。義母からだった。2匹いる犬のうち、親犬が息を引き取ったとの連絡だった。具合が悪く、盆にかえったときも自力で立ち上がれなかったから、弱くなったなぁとは思った。もう17才ぐらいだったから老衰だったのだろう。
「彼」と会ったのは15年前。わけがわからぬ騒々しい犬だった。その割には上品だった。親になってからは落ちついたのか、むやみに吠えることはなくなって、かわいく思えるようになった。自分にとっても愛犬だった。
明日、妻の家に帰ることになっていた。亡骸に会うことはできないだろうが、せめて冥福を祈ってきたい。
長男がつぶやいた言葉が耳に残っている。
「○○○に会いたかったなぁ。」
そうだよなぁ、お前はよくかわいがっていたから。
長男にとっては、初めて経験する身近なほ乳類の死である。
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