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低学年の「教育」って…

最近、自分と同じ学年を担任している他校の先生の話を聞いた。
本校は学年一クラスなので、学年会が存在せず、何かと便利なこともあれば、不便なこともある。こうやって他校の様子が聞けると助かる。


国語の話を聞いた。
担任が読み進めて、セリフの部分を子どもたちが読む、そういう展開をしているという。自分のクラスは子どもたちが読み進めて「表現読み」をさせている。


ずいぶん違うと思う。


その先生のクラスでは、子どもたちが楽しくセリフを言っている情景が目に浮かぶ。一方で、自分のクラスでは「笑顔」もあるが、子どもたち同士が協力して「読める」ようにしている。


そこで自分は考えた。小学校低学年の「教育」ってなんだろうか、と。


指導要領を見ても「楽しく~する」「~しようとする」という文言が多く見られ、「~できる」という表現は少ない。ゆえに、同僚からも「低学年は楽しくやろうとする意欲が育てばいいのよ。」と言われる。


自分は懐疑的である。


自分の子どもを見てもそうだが、何かができるように子どもは頑張ると思う。確かに楽しくやりたい、という想いもあるようだが、それよりもできないことでかんしゃくをおこし、親である自分に八つ当たりをすることが多い。だからというわけではないが、自分はクラスの子どもたちに「できる」ことを求めることが多い。


“楽しくセリフを読んだからといって、自分で教科書が読めるようになるのか!”と極端な想いを持ってもしまう。


そして、「楽しく」育った子どもたちが高学年になり、その子たちを受け持った担任が「うちのクラスは勉強ができない」と嘆くのも目の当たりにしてきた。また、中学校でそのまま上がってきた子たちに授業をしてきた。


まずは「できる」ようにさせてから「楽しく」を求めてはいけないのか。あるいは両方を求めてはいけないのか。いや、実は指導要領も両方を求めているのか。よくわからない。


少なくとも自分には、低学年には「楽しく」が重視されているように思えてならない。そして保育園と幼稚園と何ら変わらないとしか思えない。

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