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熱性けいれん

2008年2月24日 日曜日 午後1時50分頃

次男が突如意識を失った。

     ◆

自分は松本市で会合があり、家族とは塩尻駅で待ち合わせることになっていた。電車の到着時刻は14時04分。私は遅れること14時10分に塩尻駅に到着した。(自家用車)

到着するやいなや、すぐに妻から電話が。
「今、○○○(次男の名)が意識なくて、岡谷駅にいる。救急車の人に見てもらっている」
とのこと。

もう頭が真っ白状態。何が何だか・・・。

とにかく塩尻駅から岡谷市へ向かうことにして、車を走らせた。
こんなとき、ステレオから何も聞きたくない。音を消し、次男の無事を祈る。テレビドラマではないけれども、顔がひきつって、
「○○○ーーーーーーー!!!!!!」
と次男の名前を連呼する自分がいた。

最悪の事態が頭をよぎった。

そういえば、朝、いつもやっていた「高い高い」をやっていなかった…。
物事を悪い方へ考えてしまう。

     ◆

すぐに高速道路に乗り、中央道を上る。
日曜日の昼下がり。道路は混んでいる。それでも、とにかく早く進ませてくれ、そう願いながら車を走らせた。とにかく何度も何度も次男の名前を叫んだ。

搬送先の病院を聞き、ほどなくして到着。救急室へ。

酸素マスクをする次男を見る。
長男が近づいてくる。
妻は次男に寄り添って、名前を呼んでいる。

「○○○!」
呼んだとき、ふと目を開けた。

どうやらグッタリしてから初めて目を開けたらしい。
父親の声に反応したのかどうかは知らないが、ひとまず安堵した。

涙があふれてきた。
こう綴っていながら、当時の状況がフラッシュバックしてきて、また泣けてきた。
とにもかくにも、死ななかった。よかった、本当によかった。

     ◆

救急室から小児病棟に移り、医師と看護師さんへ意識を失った時点の状況を妻が説明した。

それによると、妻が抱っこをしていて電車に乗っていた。
岡谷駅で9分間の停車中、急に次男の首に力が入らなくなった。
黒目が少し見えてはいたが、ほとんど白目の状態になった。
すぐに運転士席の乗員に声をかけ、救急車を呼んだ。
救急車を待つ間、駅員室でまたせてもらった。
駅員さんの配慮により、次男が舌をかんでしまわないよう、妻が指を次男の口に入れていた。
妻の指からは出血し、駅員さんがこれまた配慮してガーゼを用意して下さった。

あとは救急隊員さんが来て病院へ。

     ◆

ラッキーなことが続き、そして駅員さんのご厚意とご配慮によって、次男の一命を取り留めていただいたと言っていいと思う。

もし岡谷駅に停車しなかったら・・・。
すぐに救急車を呼べなかった。呼んでも市街地からはほど遠い駅になってしまっていた。

もし駅員さんの配慮がなかったら・・・。
次男が自分の舌をかんでいたかもしれない。

もし妻が自家用車で移動していたら・・・。
確実に次男の異変の発見が遅れていただろう。

     ◆

妻は「ごめんね。」を繰り返した。

そんなものは関係ない。自分にだって「ごめんね」がある。
いつもの「高い高い」をしてやれなかったのだ。

周りの方々にただ感謝だね、妻にはこう返した。

     ◆

幸い、脳症や脳炎(同じものか?)ではなく、単なる熱性けいれんではないかという診断に落ち着いた。

実は昨年にも一度けいれんを起こしていて、その時は1~2分で意識が戻ったので精密検査を受けていなかった。

今回は30分以上も意識を失っていたので、今後の生活でも気をつけなければならない。

     ◆

当たり前に楽しい生活を送ってきた家族。
でもそれは「当たり前」に感じていただけで、とても贅沢な時間であったことを今回のことで教わった。

今はまだ次男は入院している。土曜日には退院できるのではないか、ということだ。そう報告する妻も次男に付き添って病院にいる。ご飯のことなど不便なことが多々あるだろう。

長男と自分は「父子生活」を送っている。

初めこそ、妻の実家から仕事・保育園に通っていたが(片道約70㎞)、水曜日から勤務地の住宅で過ごしている。

とにかく長男が頼もしく思えて仕方がない。
父親の顔が見えないと怒り出す寂しがり屋ではあるが、母親と離れて暮らしている今、誰よりも頑張って、辛抱しているのではないだろうか。
次男が誕生するときとは雲泥の差だ。

あの頃は父親との風呂なんかイヤだ、ご飯もママに食べさせてもらいたい、と泣いてばかりだったのに・・・。大きくなっているな、、、。ありがとう。

     ◆

義父母も含めて、「家族」ということを意識させられた次男の病気。
もう二度と同じ目に遭いたくないが、いい経験にしていけると思う。

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