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読解力ってなんだろう?

今年もPISAの結果が出た。読解力やら数学的リテラシーやら、
前回同様に低下傾向にあるという。

教育現場では「言語力の向上」という方向に進みつつある。
なんだか頭が混乱しそうだ。

新聞に載っていた例題を見てみたけれども、
読解力をはかる問題では、文学的作品を読む日本の国語の勉強では解けない問題だった。記事にもそのように書かれていた。
本を沢山読めばいいというよりも、新聞を毎日読む方が大事なのではないかと思った。

読解力と言えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

今日、子どもたちに文章題を出した。

「チャボが小屋の中に4羽います。小屋の外に7羽います。
ぜんぶで何羽ですか。」

この問題はできた。ところが、

「チャボが小屋の中に5羽います。小屋の外に8羽います。
3人でつかまえて小屋に入れました。
チャボは全部で何羽ですか?」

になると、素直に5+8は出てこない。
8-3とか、13-3とかになってしまう。

つまり、

子どもは文意を読み取っているのではなく、
問題に出てくる数字を並べ替えているだけなのだ。

これって、読解力を要するんじゃないか?って、ふと考えた。

また、話は変わって、
子どもたちの話すことは、すごく貧弱だなぁと思うこともある。

例えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

給食中に「先生お腹痛い。」と言う子がいる。
でも、「お腹が痛いので、(給食を)減らしてください。」とか、
「お腹が痛いので、残したいです。」など、自分の意思を伝えることを言う子はほとんどいない。
自分は意地悪なので、
「お腹が痛いのはわかった。で、どうしたいの?」
と聞き返す。すると、答えられる子はまだいいほうで、大半は答えられなくなってしまう。こうなると、“なんてイヤな奴だ”と思われる自分がいる。

日本語って、いや、日本人って昔から相手の思いを慮る習慣があるから、「お腹が痛い」と言われれば配慮するのが普通なのかもしれない。
でも「お腹が痛い」はあくまでも報告であって、自分の考えはどこにあるんだ!と問い返したくなる。こんな自分が自分で嫌いになるときもあるけど・・・。

読解力を伸ばしたいなら、まずは自分の話すことから鍛えていかないといけないんじゃないか?それができなければ、文章や設問の意図することなんか理解できるはずないじゃん。

自分の気持ちを語れない者が、相手の想いを語れるはずがない。

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